「display: table」は、HTML要素を表形式に配置するためのCSSプロパティです。表形式は、行と列に分割し、それらを組み合わせて配置する方式で、データの表示やレイアウトの調整に適しています。
使用方法は以下のようになります。
1.HTML要素に「display: table」を適用する
例:
<div style="display: table;">
<div style="display: table-row;">
<div style="display: table-cell;">セル1</div>
<div style="display: table-cell;">セル2</div>
</div>
<div style="display: table-row;">
<div style="display: table-cell;">セル3</div>
<div style="display: table-cell;">セル4</div>
</div>
</div>2.CSSファイルに「display: table」を適用する
例:
.table {
display: table;
}
.table-row {
display: table-row;
}
.table-cell {
display: table-cell;
}<div class="table">
<div class="table-row">
<div class="table-cell">セル1</div>
<div class="table-cell">セル2</div>
</div>
<div class="table-row">
<div class="table-cell">セル3</div>
<div class="table-cell">セル4</div>
</div>
</div>これにより、「div」要素がテーブルになり、セルが行と列に分割されるように配置されます。
「display: table」は、テーブルに表示される要素に対して、「border-spacing」や「border-collapse」などのプロパティを使用して、セルや行の間隔や枠線のスタイルを調整することができます。
また、「display: table-row」や「display: table-cell」を使用することで、行やセルに対してスタイルを適用することもできます。
「display: table」は、一般的にテーブルやグリッドを表示するために使用されますが、特定のレイアウトを作成するためにも使用することができます。ただし、レスポンシブデザインなどでは、「display: flex」や「display: grid」を使用することが推奨されるため、使用する場面によっては代替手段を検討する必要があるでしょう。